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筑紫の野山に花と歴史を訪ねて。

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香原町 障子ヶ岳に登る

32060951.jpeg 来週からは寒くなる為今日が最後の小春日和になるという天気予報が出た12月5日、急遽4人が集まりみんなが始めてという障子ヶ岳に向った。最初は味見峠から登る予定で味見トンネルの手前を鋭角に曲がり味見桜公園を目指すが林道を進むとすぐに通行止めの標識にあい止むを得ず引き返す。次の登山口を勝山町の若宮八幡宮からと決めて味見トンネルを潜ってすぐの信号を右折して探すがなかなか見つからない。地元の人に若宮八幡宮と聞いても要領を得ない。丁度地域の駅伝大会があり時間が重なった為に沿道に応援する町の人達が出ていたのでゆっくり探せない。少し経って人が居なくなってから探すと、大宰官道の大きな標識の横に小さく障子ヶ岳2.5kmと書いた標識が見つかった。細い道を入ると神社がありその前に車を停めた。神社からは真正面に城跡らしき障子ヶ岳が見える。500mほど川沿いの田園の中を歩くと植林された林道に入る。結構登りがキツイ林道が奥まで続いており、やがて門らしき2本の太い杭がありそこからは山道に変わる。これからの山道がさらにキツイ。ルートは殆ど直登で2~3mの間隔で右左にジグザグに高さを稼いで行く。足元が滑りやすいので慎重に進む。桜の木が道脇に絶え間なく植えられている。春は見事だろうと思うがこの急坂では花を見る余裕が持てるだろうか。喘ぎ喘ぎ登った山頂は期待を裏切らない見事な景観を見せてくれた。雲一つ無い快晴の中で360度大パノラマが拡がっている。佐賀県の基山を思い出させる山城の雰囲気が良く残っている。623名のボランテイアの方々の努力で整備されたという標識を読み頭が下がった。1時間少々で登れるので途中はキツイが疲労感は残らないし、それ以上に山頂での満足感が大きい。次に来る時は新仲哀トンネルを通ってすぐの松田の信号を左折すればすぐ分かる。
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吉部~雨ヶ池~長者原

df5a69a2.jpeg先週の2日に登って以来再び吉部に向った。今度は山の仲間が集まったが実に2年振りに会う人が居た。かっては毎週のように一緒に登っていたのに互に体調を壊したためにタイミングが合わず、本当に久し振りの再会を喜んだ。山の上は既に紅葉は終わっているという情報が届いていたので心配しながらの登山であったが、結果は今までに見たことも無いような素晴らしい情景を堪能する事ができた。吉部からはいつもの暮雨の滝ルートではなく、林道にあるゲートを潜ってすぐ右に鳴子川沿いに登るコースを選んだが丁度ここから大船林道までの高さが紅葉の真っ只中で何処を向いてもシャッターチャンスポイントだった。法華院温泉には向わずすぐに雨ヶ池へ登った。坊がつるはすでにススキの穂は飛んでなくなっており、雨ヶ池への途中の木々も葉っぱは完全に落ちている。先日の大雨で山道が所々壊れているようで修復のため資材を運ぶヘリコプターが頭上をやかましく飛び交っていた。雨ヶ池は木道が取り外されて新しい木材が積まれていた。雨が振り出す心配があったので休まず一気に長者原に向っており始めた。指山への分岐のすぐ手前に大きなマンサクの木を見つけた。春の楽しみができた。この辺りから再び紅葉の景色がこれでもかと訴えてくる。「ワーワー」「すごいすごい」」これ以外の言葉が見つからない。長者原に出るまでこの風景は続いた。出口の直前でこのまま出るのが勿体なく昼食をしていないのを思い出して遅い昼をとった。前回にお世話になった茶屋にお願いして吉部長者原間を送って頂いた。不安だった体調の事は山に来れば完全に直るという事が分かった。

紅葉の時期 坊がつるへ

552b1abb.jpeg 毎年この時期には大船林道を訪れている。元の会社OB6人で7時半春日市を出発し吉部登山口へ向った。9時半登山口に到着、予約していた弁当を茶屋で受け取り10時前にスタートした。山の冷たく凛とした空気が気持ちを引き締める。歩いてすぐ急登にさしかかった。周辺には色づき始めた木々があるのだが必死に登る者には頭上を見る余裕が無い。途中休みを多く取りながら丁度1時間かかって暮雨の滝分岐に着いた。滝の上の紅葉は素晴らしく早速記念写真を撮りあった。ただ滝壷直前の5m程は這いながらの昇り降りで大変だった。リンドウの花に癒されながら12時20分法華院温泉に到着し昼食を取る。ここから眺める坊がつるはススキが一面に広がり真っ白に見える。赤青黄色のテントが無数に張られていた真夏の賑やかな光景を思い出し、この静かさとの落差が大きく秋が来たという感傷に浸る。不思議な事に頂上ではないのに最高の視界が広がっている。右手には平治岳・立中山・大船山、後には白口岳・中岳・星生山・左には三俣山など名立たる九重の山々が並ぶ。次は三股山に登ろうとか夢と話題が拡がった。1時20分下山開始。大船林道は隠れた紅葉の名所、こちらは「黄葉」というか黄色・オレンジが主体で淡い感じが多くギラギラしていない。たまに見つかる赤い葉っぱが全体を引き立てる。この景色を見て一句捻ろうとするも才の無さに気付きすぐ諦めた。3時20分駐車場に到着。この空気・景色を見て1年長生きする思いだ。来年も又来させていただきたいと願った。足首を痛めた仲間の軽微で済む事を祈る。

天山の峰歩きを楽しむ

be6a474d.jpeg 久し振りの山歩きだ。天川駐車場から30分位で山頂に着く最短コースを登った。澄み切った青空で見晴らしが良い。楽しい一日になる予感がして心が弾む。小休止のあと早速は花を求めて峰歩きを始める。ウメバチソウを3輪見つけたがいづれもまだ白い蕾のまま。いつもならこの時期には開いているのだが今年は遅いようだ。トリカプトもかと心配しながら峰を歩いていくと、やや小粒だが固まって咲いている。一ヶ所見つければその周りに仲間が沢山見つかる。例年やや奥まった隠れ場所を覗くが今年も多数の花が束になって連なっていた。充分堪能して途中の小高い広場で昼食タイムとした。遮るものが無い見通しの良い所で食べる弁当は最高にうまい。この後花に想いを残しながら引き返したが天山山頂は中学生がいっぱいでゆっくり休む場所が無いほど。そのまま下山する事とした。心と体がリフレッシュできた一日だった。

ミヤマキリシマの咲く扇ヶ鼻へ

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 本当に久し振りに山の仲間と顔を合わすことになった。以前なら毎週のように一緒に登っていたがそれぞれの事情により日程が取れず、去年の9月以来ではないだろうか。何処に行くかも決めないで合ってから車の中でやっと扇ヶ鼻に決まった。昔も車の中でコースが変わる事があり楽しく思い出された。少し遅く9時半頃牧ノ戸峠に着いたが平日の為駐車場所はかろうじて空いていた。結構登る人は多い。天気は朝のうちは雲が多いが昼からは改善する方向との予報。早速登り始めたが久し振りの山なのでいきなりののぼりの階段はキツイ。途中の道の両側にはミヤマキリシマが咲いている。今年は全般にどの花も咲くのが遅く心配していたがまずは良さそう。ただ奥の山並みが全く霧で見えないのが心配といえば心配。沓掛山を越えナベ谷を快適に進む。イワカガミ・マイヅルソウも迎えてくれた。もうすぐ扇ヶ鼻取付点という手前のいつも休憩するする場所に来た時に急に雨粒が大きくなってきた。それまでにも霧が出て衣服が少し濡れてきてはいたが気にするほどではなく頂上を目指していただけにこの急変に戸惑う。上からはどんどん人が降りてくる。その内の何人かに花の状況を聞くがいづれもまだ咲いていなかったとの返事。山の稜線は見えないし花は咲いていない。雨も強くなっていることで思案の上ついにリーダーは降りることに決断。りーだーの考えは重い。後ろ髪を引かれる思いで引き返し始めた。途中で何回か後を振り返ったりしたがやっぱり駄目。無事に帰ってくることが一番大切。駐車場まで降りてくると周りの山の姿が見えない、朝より霧が深くなっている。やっぱり引き返したのが正解であったと納得。花はまだ1週間後でもいい感じがした。温泉に入り疲れを取って帰る事にした。やっぱりこの仲間と一緒に居るのが一番楽しい。今の仕事のけりを早くつけようと思う。

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