西区、飯盛山に登る
糸島や唐津方面に行く時に見えるお握り形の山、飯盛山にはまだ登った事がなかった。山の本によるとこのコースにはあじさいの路というルートがありその時期は多いに賑わうとある。今日予定が無いので本を片手に登る事にした。飯盛神社の駐車場に車を置かせてもらいお参りしてから舗装路を中宮まで登る。中宮のすぐ手前に飯盛山登山口の標識があり迷う事無く本格的な山道に入ることができた。途中までは比較的楽であったが中間位からロープが張られこれが頂上まで続く急登の連続だ。登りは石や木、根っ子などを摑んで登っていくのでロープを使う事は余り無かったが、下りはこのロープにはかなりお世話になった。喘ぎながらやっと山頂に到着。途中休みながらであったが本の行程通り1時間で登れた。山頂は見通しは利かずすぐ下の隙間から福岡市街を見ることが出来たが全体に白っぽく煙っており展望は今一つだった。5分ほど写真を撮るなどして休んでからすぐ下山はじめた。登る途中に確認していた王桜の分岐からあじさいの路へのコースが、下りのロープを使って下りていく中で見落としてしまった。気がついたが初めての山で一人旅なので引き返さず安全にそのまま下りる方を選んだ。中宮まで下りたところであじさいコースを下りてきた夫婦に出会ったが、花はつぼみでまだ硬い状態と聞きホッとする。機会があれば少し後に仲間と一緒にもう一度来てみたいと思う。
PR