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筑紫の野山に花と歴史を訪ねて。

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久住花公園 苗の掘り取り~猟師岳

d40aeb65.jpeg 8時40分に花公園に着いたが8時が開園だった為、人気の苗は既に掘りつくされていた。それでも残っている花を1人二袋程度を取らせてもらった。ロープで掘り取り禁止区域を明示しているが、道沿いから手の届く1m程の範囲はきれいに無くなっている。又堂々と禁止区域に入って取っている人も居る。係員が大声で注意しても動かない。タダという言葉はこんなに人間の理性を狂わすものなのか。9時30分には完全に無くなり終了のアナンスが流れた。時刻はまだ早いので近くの猟師岳と合頭山に登ることにした。今朝長者原から牧ノ戸峠に登る道路は霜が解けていず、道脇には所々雪が残っていたが、登山口から歩き始めるとザクッザクッと霜柱を踏む音がする。すぐに長さ4cm巾5mmほどの霜柱が大きな塊となって姿を現し始めた。ススキの草原の中を気持ちよく歩き猟師岳に到着。この山は今春オオヤマレンゲを見に来た時雨ですべる為登頂をあきらめた所だ。頂上は地面が霜で濡れており座れない。記念写真を撮ってすぐに折り返す。次の目標に向うが普段は見える九重の大パノラマは山頂付近が雲で隠れているのが残念だが、三股山や星生山には雪が積もってているのが見える。ここは登山ではなく草原歩きで家族のハイキングに適している。疲れることも無く程なく合頭山に着く。見晴らしは最高、阿蘇の根子岳が良く見える。山頂標識を入れて三股山と、振り返って涌蓋山を撮る。この山頂も濡れて座れず昼食は降りてからとする。2時間10分の草原歩きだった。昼食してもまだ1時前。何時もは通り過ぎるだけだった九州芸術の杜へ行く事にした。有名な榎木孝明さんの水彩画、中村道雄さんの組木 絵、前田真三・晃さんの風景写真を見たが、一番感動を受けたのは大野勝彦さんの画詩だった。事故で両手を無くし地獄の底を見たと思われる人が、どうしてこんなに人を元気にさせる人生の応援歌とも言える詩を書けるのだろうか。この方を深く知りたくなった。  

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初冬の油山へ

1c037601.jpeg 29日は北九州か熊本の山に行こうとしていたが、生憎の雨の予報が出た為中止とした。朝明けてみると9時頃は予想通りの雨だったが、その後は少し晴れ間も見えたため急遽11時過ぎに集まり、昼から登れる山ということで油山に行った。12時10分スタート。管理事務所で紅葉の状況を聞くと2週間前が最高だったとの事。それでもつり橋から見るもみじ谷の紅葉はまだまだ残っている所があり結構楽しめた。管理事務所の前の中央駐車場に停めた為、僅か1時間で頂上に辿り着くが下りのキャンプj場へのコースを含めての往復4.1kmは、手近な山なのに随分と山歩きを楽しませてもらえる山だった。2時20分にキャンプ場に着き遅い昼食をとっている時に弱い雨が降り出したが山の中でなくて助かった。2年前にも冬に来ているので次は春の花の時期に来て荒平山まで足を伸ばしたいと思った。

紅葉に映える英彦山路を歩く

1147f377.jpeg観光で奉幣殿まで行った事はあるが、山頂までは登った事が無かった念願の英彦山に挑戦する事が出来た。今年一番の冷え込みだそうだが、気持ちが高ぶっているせいか全然気にならない。秋月から小石原を経由して英彦山登山口である別所駐車場に車を停めた。今日は表参道正面コースを登り、下りは紅葉谷コースと決めた。石段を登り始めるが何処まで行っても石段ばかり。所謂一般的に言う山道は山頂までに1割も無いだろう。それにしてもこれだけの石段をよくも整備したものだ、踏まれて角が取れ磨かれたようになっている石が多い。流石に日本三大修験場の一つとして栄えた歴史が感じられる。登り始めて30分ほど経つと左手の紅葉谷方向に見事な紅葉の山腹が見え始めた。単純な石段ばかりの登りに疲れが出ていたがこの景色に思わず「オー・オー」と声をあげ急に元気が戻ってきた。やっとの思いで中岳上宮に着いたが、ここでの感激が凄かった。空は雲一つ無い快晴で、九重連山・阿蘇の涅槃像・島原の平成新山まではっきりと見える。他のグループの登山者が20年ほど登っているがこれだけ見えたのは初めてという言葉を信じると、私達は20年に一度の最高の日に登った事になる。上宮の奥の広場で昼食をとる。昨日TVのニュースで放映された為か人は多い。下りに親切な御仁が紅葉谷コースの途中からスキー場がある九州自然歩道に行く道を教えてくれた。丁度小学生の団体が飛び跳ねるような勢いで我々を追い越していったが、その教えてくれたコースに入ったので我々も予定を変えて後を追った。紅葉谷をはじめは右から見てコースを変えてからは左からと両面から見ることが出来、スキー場ではススキの平原も見られるすばらしいコースであった。さらに嬉しかったのは厳しい下りではあるがあの苦戦した石段を降りる事無くすんだ事だ。次の機会にはこのコースから登ってみたいと思う。紅葉といい見晴らしの良かったこと、空気の美味さ、人の親切、総てに満足した一日となった。夜のニュースを見ると今日の福岡地方の視程は35km で普段の1.5倍~2倍の見通しができたとの事。やっぱり記念すべき一日だったようだ。

大曲から 三俣山4峰を踏破

26e8db93.jpeg470ef523.jpeg 体力のあまり強くない妻と一緒には登れないと思い込んでいた三俣山に挑戦する機会を作っていただいた。紅葉の時期とあって大曲駐車場は既に満杯で前後の車道も一杯。数えてみると32台。33台目を車道の横に置く。10時防波堤をハシゴで越えていよいよスタート。間もなく鉱山道路に出る。正面に白雲をはく硫黄山が見えると左に巨大な防波堤がありこれを渡るとスガモリ越への岩がゴロゴロする登り坂が始まる。スガモリ越の休憩舎で一服。目の前に三俣山の急坂が見える。愛の鐘を鳴らして気合を入れてササの中に足を入れた。リーダーが気を使って急登ではなく山を巻きながらのコースを探してくれるがやっぱりキツイ。元々亀さん歩きの上に休憩も多いから時間が掛かるが周りの景色を見ては元気をもらい何とか西峰に到着。ここの景色がすごい。白煙を出す硫黄山をはさんで右に星生山、左に久住・天狗ゲ城・中岳・白口岳が見える。下には久住分かれから来る北千里浜が見える。一服後南峰を目指す。途中に立派なケルンが立つ峰に出るが山名プレートは見つからない。(帰ってインターネットで調べると四峰と言うらしい)。南峰からの眺めも又凄い、ここからは平治岳・大船山が正面に見える。山腹が紅葉で赤くなってるのが見えた。下には坊がつると法華院温泉小屋が見える。小休止して本峰に向う。右手に赤く染まった山肌が見える。指山だと思っていたが北峰と分かったのは本峰に着いてからだ。いよいよ三俣山最高峰の本峰に辿り着いた。この途中で妻が疲れたと言い出したが何とか頑張った。さすが本峰だけに展望はすばらしい。360度の大パノラマは「これが九重だ」と胸に訴えかけてくるものがある。元気で登れた幸せを感じる瞬間である。少し下って風を避けた所で遅い昼食をとった。大曲駐車場から仰ぎ見る三俣山は大きくそびえて見えて、よくぞあの山に登れたものだと自画自賛。途中で霧が発生し景色が見えなくなるときもあったが自称晴れ女の二人のリーダーのお陰で念願の山を踏破でき感謝感激。16時駐車場にはたった3台の車しか残っていなかった。

大峠から九千部山~石谷山 往復

49af1cc5.jpeg 天気が良かったので急遽山に行く事にした。大峠の登山口に着いた時は既に11時を回っていた。枯葉が積もる山道を歩くのは最高に気持ちがいい。今朝は今年一番の冷え込みだそうだが歩くとすぐに汗が出る。今時の衣類の調整が難しい。まだ紅葉には半月ほど早いかと思われたが所々に赤い葉っぱが見える。木漏れ日がさす中に緑・黄色・赤と色鮮やかに迎えてくれる。紫式部の紫色も豊かな存在感を持ち、ムカゴも目に入る。景色に見とれてなかなか前へ進まない。やっと1時になって九千部頂上に着いた。早速遅い昼食をとり、さあどうしようかと考えたがこのまま引き返すのが勿体なく石谷山へ向う事にした。ここからの石谷山への縦走路が最高だ。私の最も好きなコースの一つである。時刻が遅くなった為帰りは九千部山から一部車道を降りて時間を稼いだ。もう一度11月の中頃に来たいと思う。

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