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筑紫の野山に花と歴史を訪ねて。

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背振山から蛤岳へ

c9e98543.jpeg 久し振りに山に行った。今日は椎葉から入り背振山頂から蛤岳を往復するコース。背振山頂から鬼ヶ鼻岩を折り返そうか、蛤岳に行こうか決めかねないまま背振の山頂近くでたまたま出会ったベテランらしき二人組と話をすると、紅葉にはまだ10日ほど早いとの事でその人達は蛤岳に行くという事だったので私も行った事のない蛤岳を目指す事とした。天気予報では雨は0%だったが背振山頂では霧が濃く360度見える筈の大パノラマは全く見えない。山頂にある背振神社上宮に今日の安全をお願いする。蛤岳への道は所々木による階段や歩道が見事に整備されている。手間のかけた立派な木道だ。九州自然歩道の一部で多少のアップダウンはあるものの、枯葉の絨毯の上を歩く感じで空は木々に覆われて直射日光は当らず大変気に入ったコースである。蛤岳の山頂は広くなく道の途中に三角点があるがうっかりすると素通りしてしまいそう。この先30mほどの所にやや広い場所がありここで昼食をとる。10人も座ると一杯になりそうだが名前の由来となったという蛤型の大きな岩がありこれに登ると見通しは良い。一緒に食事となった二組の人たちはこの山の常連客らしく非常に詳しい。ここから坂本峠に1時間半ほどで行けるそうだ。同じ道を折り返したが帰りの方が疲れた気がする。天気は良くなり山の空気を思いっきり胸にして楽しい一日となった。
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ヒゴタイを探しに倉木山(由布)へ

f1687a1f.jpeg 療養の身ではあっても山への想いは断ち切れない。一月前から計画していたヒゴタイを見に行く日が近づいて来た。医者からはとに角休息をと言われているがこの時期になって仲間に行けないとは言えない。女房には取りあえず登山口まで行って少し歩いて状況を見て、無理と思ったら近くの温泉で皆が降りてくるまでゆっくりしようとか言いながら出発する事にした。高速湯布院ICを出て由布岳正面登山口の手前から右折して約5分、草原の中で少し広い場所に駐車した。
総員7名、女房を除いて皆強い人ばかりだ。病み上がりで一番弱い私が自分のペースで先頭を歩いていく。しきりに大丈夫かと女房が問いかけてくるがここまで来たら最後まで登りたい。標高差は350m程で直登コースではなく山腹を回って登る緩やかなコースを付き合ってもらった。2本のストックを頼りにゆっくりと登っていく。今年はコースの整備が充分では無い様な気がする。木の枝や葉っぱが広がり狭い山道がさらに狭くなって枝を手で払って道を確認しながら歩く。山の本にはこの山は“マムシに注意”と載っていたので出会わないように祈りながら先頭を歩く。幸いな事にこの山は花の種類が多く、その都度名前などを教えてもらい又みんなに励ましてもらいながら何とか頂上に辿り着くことが出来た。登山口の標識には1時間10分の行程と書いてあったが1時間30分かかった事になる。天気が良ければ眼前に見える由布岳の勇姿は今日は霧に包まれ見えなかったのが惜しい。目的のヒゴタイは年々少なくなっているそうで残念だが一本きれいなのがあったので写真に撮った。
帰りに元湯布院ハイツが“七色の風”に名前が変わっていたが、ここでゆっくりと温泉に入り疲れを癒した。
どんな名医よりも山の空気を吸った方が直る思いがした。

オオキツネノカミソリに会いに井原山へ

 一ヶ月振りに497fc5a3.jpeg山道を歩いた。7月は暑いのと、地区の夏祭りの準備の為日程が取れない中で、当初は7月30日に予定していた。ところが7月の23日の深夜、突然激しいめまいの発作がおき、嘔吐を繰り返したため、救急病院に飛び込む羽目となった。幸い脳には異常が無く、頭位置性めまいと診断されたが、即効の薬は無いらしい。少し時間が要するとの事であったので、皆さんに無理を言って1週間伸ばしてもらい8月5日となった。かつての会社OB仲間6人が集まって勇んで目的地に向った。私は医者から運転を禁止されているので、横に乗ってナビゲーターの担当だ。水無鍾乳洞前の駐車場は平日にも拘らず、満車状態であったが何とか場所を作って駐車した。時期が少し遅れたかなと心配していたが殆ど満開時と変わらず、見事に群生しており始めて見る仲間たちも想像以上に凄いと感動をして頂けたのが嬉しかった。只病み上がりの私は発症から2週間経つのにふらふら感が抜けず、2本のストックを頼りに歩いたが丸太棒を組んだ橋を渡る時と、細い道になると正直言って怖かった。まだ平衡感覚が戻っていないのだろう。
花の場所が過ぎ、俗に日本庭園といわれる場所で昼食をとり、休憩後折り返した。
ここからが本格的な登山道になるが、これ以上行く力は無かった。
この日数十枚の写真を撮ったが、3分の1ほどがピンボケだった。やっぱり脳か眼に異常があるのだろうか。
朝出発地点に来る為に医者から止められている車を大丈夫だろうと思って自分で運転したら、踏み切りで信号待ちの前の車に接触をしてしまった。自分では充分車間の巾を取った積りだが感覚が全然違うようだ。
このまま普段のように動き回ると大変な事を起こしそうなので、完治するまでは当分静かにしていよう。

オオヤマレンゲが咲く 猟師山へ

0de8f56bjpeg 梅雨の合間の貴重な一日となった。昨日までは雨マークだったのに朝起きると雨が振ってはいない。案の定朝7時30分頃リーダーから山の誘いの電話が入った。それから1時間30分後の9時には5人が集まった。さすがに山好きな仲間達だ。リーダーの声掛けに感謝。オオヤマレンゲが咲いていると言う情報を信じ、九重の猟師山を目指すこととなった。九重ICを降り、筋湯を通って八丁原地熱発電所の隣のスキー場駐車場に停めさせていただく。この近くに一目山や涌蓋山への登山口がある。生憎雨が降ってきた為雨具の準備をする。スキー場の広い草原の中を舗装された車道が一本通っておりその道を上り始めた。雨も止み快適な気分だ。道の途中にキスゲが咲いていた。この道を真っ直ぐに登ると猟師山頂に行けるがオオヤマレンゲには会えない。駐車場から5b0c638d4jpeg00mほど行くと右側にスキーのリスト用の鉄塔があり、その横にプレハブの管理小屋がある。オオヤマレンゲへの道はその管理小屋の後ろにある。ここから15分位登ると、簡易舗装された巾2m程の道に出る。これを左へ行く。20mほどで右に猟師山への道があるがここはさらに20mほど真っ直ぐ行くとオオヤマレンゲが姿を現す。白い椿のような花びらでその香りは気持ちが癒されてすばらしい。50mほどに渡って自生している。貴重な花を見せてもらった。この道は真っ直ぐ行けそうに見えるが途中で通行止めだそうだ。猟師山の登り口へ返すがすごい急登でしかも昨日からの雨の影響で滑りやすく今日はこの道は断念する。駐車場まで降りてきたところで大雨にあうが幸い車のすぐ側で助かった。一同歩き足りない声があがり、取り敢えず牧ノ戸峠まで行って昼食にしようとなった。何時もは多いこの駐車場も月曜日の今日は駐車する車は3割位。小降りの中何時もとは逆方向の黒岩山方向にある四阿に行って弁当を食べた。食べている間に空が明るくなってきた。歩き足りない上に目の前に黒岩山が見え、山頂付近にミヤマキリシマの赤い郡集が見える。誰からとも無く自然に足が黒岩山に向った。既に時刻は1時30分を過ぎていた。 約30分ほどで山頂に辿り着いた。黒岩山の名板がある岩の向うに涌蓋山はくっきりと見え雨上がりの後のこの景色はまさに絶景。思わず感嘆の声をあげた。しばらく休憩をしたがこのまま降りるのが勿体なくさらに足は勝手に泉水山の方へ向って歩き始めた。この道は稜線歩きで景色は良く気持ちよくどんどん進むがさすがに3時を回ったところで上泉水山のところで引き返した。
雨と言うことで諦めていたのに今日一日随分得をした感じだ。

ミヤマキリシマを見たくて 星生山・扇ヶ鼻へ

32efab0fjpeg 今年もまたミヤマキリシマの時期になった。早速今年の状況を見に牧ノ戸峠にやってきたが、平日というのに駐車場は既に満杯。近くの車道の空き地を探すが車で一杯。やっと一台停められる場所を見つけた。それにしても人の多さにビックリ。沓掛山では登りと下りの道に分かれてはいるが長蛇の列。雨は無いとの予報だったが、霧が降りて近くにある筈の山は全く見えない。それでも先ず星生山を目指す。途中ミヤマキリシマは結構咲いている。特に西千里浜と肥前ヶ城の間の窪地にはかなり広く連なって咲いているが少しまだ早いか。霧で頂上が見えない星生山に向かい、20分ほどの直登を終わり稜線に出、山頂に向うが霧が濃く回りは全く見えない。頂上での記念写真を撮っていた一瞬霧が途切れ、硫黄山の噴火口・三俣山・その奥に赤61768de2jpegく染まった平治岳が瞬間見えて山頂に居た一同思わず感嘆の声を出した。ここで昼食をとりもう一度霧が晴れるのを待った。時々霧の合間から見える景色はすばらしく個人的にはここから見る九重の風景が一番好きだ。
次いでミヤマキリシマが山頂一面を覆う扇ヶ鼻に向ったが山頂付近はまだ蕾が多い。これが満開になった時を想像して1週間位後にもう一度来ようと決めた。
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