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筑紫の野山に花と歴史を訪ねて。

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紅葉に映える英彦山路を歩く

1147f377.jpeg観光で奉幣殿まで行った事はあるが、山頂までは登った事が無かった念願の英彦山に挑戦する事が出来た。今年一番の冷え込みだそうだが、気持ちが高ぶっているせいか全然気にならない。秋月から小石原を経由して英彦山登山口である別所駐車場に車を停めた。今日は表参道正面コースを登り、下りは紅葉谷コースと決めた。石段を登り始めるが何処まで行っても石段ばかり。所謂一般的に言う山道は山頂までに1割も無いだろう。それにしてもこれだけの石段をよくも整備したものだ、踏まれて角が取れ磨かれたようになっている石が多い。流石に日本三大修験場の一つとして栄えた歴史が感じられる。登り始めて30分ほど経つと左手の紅葉谷方向に見事な紅葉の山腹が見え始めた。単純な石段ばかりの登りに疲れが出ていたがこの景色に思わず「オー・オー」と声をあげ急に元気が戻ってきた。やっとの思いで中岳上宮に着いたが、ここでの感激が凄かった。空は雲一つ無い快晴で、九重連山・阿蘇の涅槃像・島原の平成新山まではっきりと見える。他のグループの登山者が20年ほど登っているがこれだけ見えたのは初めてという言葉を信じると、私達は20年に一度の最高の日に登った事になる。上宮の奥の広場で昼食をとる。昨日TVのニュースで放映された為か人は多い。下りに親切な御仁が紅葉谷コースの途中からスキー場がある九州自然歩道に行く道を教えてくれた。丁度小学生の団体が飛び跳ねるような勢いで我々を追い越していったが、その教えてくれたコースに入ったので我々も予定を変えて後を追った。紅葉谷をはじめは右から見てコースを変えてからは左からと両面から見ることが出来、スキー場ではススキの平原も見られるすばらしいコースであった。さらに嬉しかったのは厳しい下りではあるがあの苦戦した石段を降りる事無くすんだ事だ。次の機会にはこのコースから登ってみたいと思う。紅葉といい見晴らしの良かったこと、空気の美味さ、人の親切、総てに満足した一日となった。夜のニュースを見ると今日の福岡地方の視程は35km で普段の1.5倍~2倍の見通しができたとの事。やっぱり記念すべき一日だったようだ。

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