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筑紫の野山に花と歴史を訪ねて。

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十坊山(535m)に登る

f3b81af6.jpeg久し振りの十坊山だ。4年前に登った時は白木峠からで、今日の中村登山口から登るのは実に8年ぶりだ。佐賀県唐津との県境にある福吉のまむし温泉の駐車場に停めさせてもらい中村登山口からミカン畑の中の林道を登っていく。やがて山頂まで3.5kmの標識があり本格的な山道に入る。山頂まで80分と書かれている。風雨の影響かかなりの量の枯れ枝・枯れ葉が散乱しているが幸い乾いて居いるので歩くのには支障は無い。結構急坂が続く、こんなにキツイ山だったかなと思い出そうとするが8年前の事だから全く覚えていない。展望が得られる場所が無くひたすら登るだけなので気分転換に休憩を多く取った。2時間かかってやっと頂上に到着。山頂からの見晴らしは素晴らしい。西には虹の松原の海岸線、東には9月に登った筑紫富士の別名がある浮嶽とその奥に女岳と二丈岳が見える。この風景をバックに記念写真を撮る。次に登る山は二丈岳に決まった。昼食後白木峠に向って下り始め車道が通る白木峠に出る。さらに旧道を通って中村登山口に向った。約10kmの行程。植林が多く紅葉を望む事が出来なかったが山を歩く満足感は充分だった。
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福岡県最高峰釈迦岳(1,231m)と紅葉

676954bf.jpeg今日は山の仲間5人で紅葉を見るのを目的に朝7時出発し、釈迦岳に向った。八女ICから442号線を黒木町を経由し矢部へ、途中八女地方を中心とした夏の大雨による水害の後遺症が所々見られる。矢部川沿いには真っ赤なモミジや黄色のイチョウが次々に現れその都度”ワォー”という歓声にやがて拍手が重なる賑やかな車内。多いに紅葉への期待が膨らむ。矢部小学校の手前を杣の里方面に入り紅葉の中心地に向う。やがて杣の里渓流公園に到着。以前ここから御前岳に登り釈迦岳に縦走した事があったが、今日は看板があり縦走路は壊れているとの事。さらに車で峠まで行く積りであったがこの車道も土石流で壊れ通行止めになっていた。止むを得ず吊橋の側に駐車しここから歩く事にした。アスファルトの道を高度を徐々に上げながら6kmほど進むが途中の360℃周り総てが紅葉といった感じなので別段疲れは感じない。ただ残念なのは土石流により大きな石や土砂が車道を覆い被さっている所が何ヶ所もある。この山深い車道が補修されるのは何年後だろうかと不安になる。さらに山道・車道・また山道と登っていくとキツネノカミソリの群生地と書いた標識に出会う。写真もありかなり纏まって咲くようだ。見に来たい思いはするが7月末の真夏にこの距離を歩いて来られるだろうか、車道の早い修復を願う。キツネノカミソリの群生地から5分ほど行った所で矢部越峠に着いた。山頂まではあと900mの標識がある。ここで丁度12時になった。山頂までの急坂を考えると往復で1時間はかかるので頂上は諦めこの場所で昼食をとった。この峠には福岡県側は通行止めだが大分県から来る道は通れるようだ。下りは総て車道を歩き片道6.4kmを往復したが、期待に応えてくれた紅葉のお陰で楽しく歩けた。毎年来たい紅葉の穴場だ。帰り道で紅葉まつりの看板があり寄り道したが、八女の地名の発祥といわれる八女津媛神社のモミジも見事だった。ベンガル村の温泉に浸かりゆっくりと帰ったが朝7時に家を出て帰り着いたのが夜の7時、楽しい12時間だった。

紅葉の由布岳へ

c6248d7d.jpeg 会社OB仲間9人で由布岳を登った。朝7時出発し各地から集まった4台の車が玖珠SAで合流した。紅葉の時期なので由布岳登山口駐車場は満杯だろうと覚悟をしていたが以外にも少なく4台が楽に入れたのには返って驚いた。当初は5日を予定していたが雨の予報のために今日に延期したのだが紅葉には少しタイミングがずれたかなとやや不安。9時20分草原に入る。日向岳分岐で服装を調整しいよいよ山道を歩く。紅葉はピークは過ぎているがまだまだ残っていて一安心。途中写真を撮りながら賑やかに登り合野超で一服。皆さん初めての由布岳挑戦ということでここが宝満山よりも高いというと驚いたり喜んだり。再び歩き始め登山口より2,000M、さらに2,500Mといった標識が出てくるがこの辺りまではこんな歩き易い山なら毎日来たいとかまるでピクニック気分。今まで見上げていた肥前ヶ城の山頂が下に見える。由布の町も良く見える。表情が一変するのがこの後。山の状態がガラリと変わり石の階段状の急登が始まった。今までの賑やかさが一転し全員喘ぎ状態。20分ほど続いたかやっと西峰・東峰分岐のマタエに到着。充分な休憩を取る。西峰の鎖場が見え西に行かないのを皆が納得。東峰まで15分と書いてあるがこちらも大変。急坂を何とか登りきってやっとの思いで山頂に到着。すでに12時45分。記念写真を撮って少し下った広場で昼食。昼から晴れる予報であったが霧が少し切れては又どんどん流れてくる。絶景が見られないのが残念だ。下りは登り以上に気を使う。浮石でないか確認しながら慎重に降り4時前全員無事に元気に帰りついた。振り返ると雲一つ無く晴れ渡った真っ青な中に山頂標識と思われる白いものが見える。みんなで山にお礼し自分の足に感謝。駐車場のすぐ下の温泉で疲れを癒す。浴場に浸かりながら見える由布岳の勇姿にあのテッペンに登ったんだとプチ自慢の花が咲く。山は人との一瞬の出会いもまた楽しい。他の数人のグループ・夫婦連れ・一人で登ってきた山ガールや年配の方、ここに一期一会の縁がある。登って楽しい、出会って楽しい、ますます山が好きになる。

紅葉を求めて 九重大船林道へ

908048b2.jpegテレビや新聞のニュースで九重の紅葉の情景が流されるのを見て、堪らず九重を目指した。紅葉の穴場はいくつかあるが個人的には大船林道が好きだ。7時に家を出て吉部に向う。予約していた弁当を暮雨茶屋で受け取り9時20分山道に入った。木や土・そして枯れた葉っぱの匂い等が一斉に飛び込んでくる。ワクワクする一瞬だ。少し歩くといきなりの急登が待っているがここを過ぎればあとは平坦な道だ。ゆっくりゆっくり登るが足元ばかり見ているので折角の紅葉に気がつかない。時々立ち止まって振り返りまた上を見上げて見事な色づきを確認する。やがて暮雨の滝に到着。2年前は滝壷に降りるのに道が壊れていて這って昇り降りして泥んこになった記憶があるが、今日はきれいに整備されたいた。石と板3d1f51a1.jpegや木の根っ子を上手く使って階段状の道が出来簡単に降りられた。山を愛する方たちのご苦労に感謝。坊がつるはススキが一面。所々でリンドウが迎えてくれる。広場に出た為か風が強く温度が下がった感じだ。法華院温泉で休憩、ここは1.303mの九州最高地にある温泉でバスや車では来られない。2時間かけて歩いてきた人だけが入れる温泉だ。暮雨茶屋で作ってもらった弁当を食べる。量が多く山菜も一杯だ。動かないから寒くなり1枚着る。箸を持つ手が冷たい。こんな中結構多くの人が登って来、また降りていった。下りは大船林道を歩く。隠れた紅葉の名所だ。ここは紅葉というよりは黄葉といった方が雰囲気が合っている。黄色がベースで紅が色を添えるといった感じだ。やはり毎年この時期来たいところだ。
4時に吉部の駐車場に到着した。今回は女房が同行した。足の脛の皿を割ってから1年半ぶり、何処まで歩けるか心配したが、ゆっくりゆっくり歩いて同行の方に迷惑をかけながらも何とか無事に帰ってこられた。あの急坂を登れたのだから自信が出来ただろう。また皆さんの助けを借りながら一緒に山を楽しむ事が出来そうだ。

鳥屋山に登る(645.1m)

0397d7de.jpeg 何日ものように朝5時30分家を出て約10kmを歩き、帰ってから朝食の後ストレッチ・筋トレをやっている最中に山の仲間から誘いの電話があった。特別な予定は無かったので30分後に出発し途中二人の仲間と合流しながら目的の大根地山登山口である竜岩公園駐車場に到着。ところがここで仲間の一人が今まで登った事が無い山に行きたいと言い出した。あと一人も登っていない山という事で鳥屋山が浮上した。私は5月に会社OB達と登っているので今日のリーダーは私になった。1時間余りかけて甘木市から寺内ダムの上を走り車1台がやっと通れる細い道を抜けて登山口に着いたのが11時丁度。ホタルで有名な黒川のすぐ近くだ。支度をし11時7分スタート、コンクリート敷きのいきなりの急坂を10分キャンプ場に着く、都高院に安全を祈願をしここから山道に入る。途中難関の階段が待っている。非常に苦しい登りだがこの階段が無ければこれだけの急坂は登れない。擬木による階段が丁寧に作られており作った人に感謝。10体の石仏が迎えてくれる4合目で休憩。英彦山との関係か所々に石仏が置かれ山全体が信仰の対象になっている。この後も急坂はあるが4合目までほどではない。8合目のすぐ上に鎖場があるがここは安全に迂回路を歩いて12時10分無事山頂に到着した。祠が祀られている山頂からは筑紫平野や北側には古処山・馬見山などが望める。途中苦しかっただけに満足感は最高。下りで4合目を過ぎた所にしっかりした踏み跡のあるルートが見つかったので何処に繋がっているのか探検の気持ちで降りていったが途中絶壁に出会す。大きな岩で鎖はないし体を支える木や根っ子も無い。私の能力では無理と判断し折り返す。帰って本を読むと男道という上級者用のれっきとしたルートだそうだ。無事2時10分駐車場に辿り着いた。駐車場まで来るのが大変だが山中は楽しい山であった。
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