福博つれづれ記

　先週登ったという話を聞いた熊本の仲間が、８人連れで行くからということで再度登る。
健脚揃いの熊本勢には天山山頂だけでは歩き足りなかったと思うが、トリカプトの魅力的な花には満足していただけたと思う。
今回は総員１１名の目で探した為、この前には見つけられなかったすごい群生している所が見つかった。
帰りには古湯温泉に浸かって体を休めた。

　今年も又トリカブトの時期がやってきた。昨年始めて見てからこの花に取り付かれている。
天山スキー場をさらに上に登り登山口に行く。
登りは３０分位だろうか、登山としては物足りないが山頂の峰歩きが楽しい。山頂は横に２～３ｋｍはあろうか、非常に広い。頂上標識から歩き始めて１５分ほどたつと小さな紫色したトリカプトが姿を現し始める。ササの中に隠れるように咲いているので最初は見つけにくいが慣れると良く見えてくる。葉は菊の葉っぱに良く似ている。
１時間ほど歩くと突然花は無くなる。そこで折り返す。天気がいいと福岡側・佐賀側共に遮るものは何も無い。何処までも見通せる感じだ。 戻って向いに見える雨山（９８０ｍ）に登る。

　暑い最中で近くの涼しい所を探すがなかなか無いようだ。今日は天拝山から天拝湖を往復した。途中竹やぶの所が少し涼しい感じがしたが何処もやっぱり暑い。

　ヒゴタイという花のことはよく知らなかったが今日からは忘れることは無い。
由布岳登山口から登り始め、大戸越で左に入り飯盛ヶ城を目指す。
一旦鞍部に下り、再度登り始める頃から姿を現し始める。小さな真丸い紫色の花だ。町で売ってるヒゴタイとは色が全く違うそうだ。山頂は間の前に由布岳の威容が見え、下には由布の町が丸見えで最高の気分だ。広い丸坊主の山頂で昼食をとる。