大宰府を歩く

地域の公民館主催のウォーキングを行った。毎年初詣・桜の時期・紅葉の時と3回実施し今日は12回目の開催となった。大宰府は見るところが沢山あり今回は普段余り足を運ばない所を選んだ。先ず政庁跡から朱雀大路を南に下り、飛梅伝説の原木があると言われる所に向った。今は天満宮の境内で本殿に向って右側に飛梅の木があるが、天満宮造営前にあったと言われる地点だ。次いで恵比須神をお祀りする神社としては九州で最古だとされる王城神社。さらに幕末に九州に下った三条実美公が大政奉還で京に戻る時に、お世話になったお礼として手ずから植えられたと伝わる松(私有地にある為道路越し)を見て榎社に回った。道真公が都から流されて住んだ地で、お世話されたもろ尼御前の祠もあり梅が枝餅の起源を知る。今は政庁跡からの直線道路は無いが、古代あったとされる大宰府条坊を地図に載せると朱雀大路に面して立地している事が分かる。かっては政庁と直線で短時間で往来できたのだろう。足を伸ばして道真公と共に大宰府に下って翌年幼くして亡くなった隈麿公の奥都城に向う。祠の脇には六つの花弁をつけるという梅の木があった。この近くに平安時代の陰陽師で有名な安部晴明が開いたと伝えられる井戸がある。近年開発される前まではどんな旱魃にも涸れることは無く又この水を使うと安産になるという信仰がある。この後は観世音寺に向かい最後に天満宮に行った。観世音寺の入口のイチョウの見事な黄葉と天満宮境内では菊花展が開催されており眼の保養をさせてもらった。ところで神社のおみくじといえば白い紙が普通だがここでは黄色とオレンジ色を使っている。これを木の枝に結んで遠くから見ると紅葉したように見える。なかなかのアイディ アだ。今回の地域ウォークの参加者21名の内3名は公民館役員で実質参加者18名は総て女性だった。男性はどうしているのだろうか。