九重 三俣山に登る

九重の山開きのあと、ミヤマキリシマが咲き出すこの時期、人気は平治岳・扇ヶ鼻・星生山だが登山者が多すぎゆっくり楽しめない。そこで穴場を狙って殆ど人が入らない指山から三俣山を見ようと計画した。6時40分集合し出発、8時半長者原の駐車場に着く。広い駐車場は殆ど満杯j状態。8時50分元々硫黄鉱運搬道路だったといわれるコンクリート道を緩やかに上って行く。20分ほどで指山自然観察路入口と書いた標識があったが以前来た時にはもっと立派な標識があった記憶があり、さらに上に行ってしまった。やがて車止めのゲートがあり大きな砂防提が表れた。行過ぎたのは間違いない、どうしようかと立ち止まっていたところに後から見るからに山男という雰囲気を持った男性が近付いた。花が咲くこの時期毎日のように九重のどれかの山に登っているそう

で夫々の山の咲き具合を教えてもらい、ここまで来たのだから引き返すよりもこのまま三俣山に登る事を進められた。すぐ気が変わる仲間達頷いてそのまま三俣山に目標を変える事にした。今日は硫黄山はおとなしい。何時もよりは噴煙が少なく臭いも強くない。黄色いペンキのマークが付けられた岩が峠まで続く歩きにくいガレ場を苦労しながらやっとすがもりの避難小屋に到着。歩き始めて2時間経つが三俣山の本番はこれから。目の前に垂直は大袈裟だがそんな感じの急登が待っている。40分ほどかかったかやっとの思いで西峰(1678m)に辿り着いた。山頂は絶景だ。久住山・九州本土最高峰の中岳・天狗ヶ城・星生山が、さらに阿蘇の根子岳や由布岳も見える。写真を撮ったりしていると12時になった。食事は南峰でと思っていたがかなり疲れていたので体力を補う為ここで昼食をした。食事の後花が多い南峰を目指す。途中でミヤマキリシマで真っ赤に染まった平治岳が見え出し思わず歓声が起こる。同行しているベテランがこれだけの山を見たのはめったに無いと云うほどの見事な花に萌える平治岳だった。今までの疲れが一瞬に吹っ飛んだ。南峰(1743m)からの展望もすばらしい。平治岳・大船が目の前。ここで時計は14時をまわった。本峰までは行けない、秋の紅葉の時に行く事にした。西峰にいた100人を越える中学生達が降りるのを見て下山開始。この急坂は登る以上に降りるのに気を使う。慎重に降りて丁度16時40分に長者原の駐車場に帰り着いた。8時間ほど山の中を歩いた事になる。最初から三俣山を目指していたら別の駐車場に停めたが、結果1時間余り遠回りした事になったが今日は最高の満足できた山歩きとなった。指山には申し訳なく秋には来させていただくと頭を下げた。近くの温泉で疲れを取って家に帰り着いたのが20時だった。